皆様、今年一年 大変お世話になりました。
28日正月飾りも終え、お陰様で新しい年を迎える事が出来そうです。
菜園の梅の木も蕾が膨らみ始めました。
今年の干支は【午(60年に一度の丙午ひのえうま)】で力強く前へ進む姿から物事が順調に進み、運気が上向くといわれています。
丙午の年に生まれた女性は気性が荒く、夫の寿命を縮めるという迷信は、日本独自のもので、
その背景には、江戸時代初期にあった「丙午の年は火事が多い」という迷信と、天和3年の火あぶりの刑に処された八百屋お七の事件が関係しているようです。
お七の生家は駒込片町の有数の八百屋であったが、天和2年12月、天和の大火でお七の家が焼け、菩提樹の円乗寺に避難したが、避難中に円乗寺の小姓;山田佐兵衛と恋仲になり、やがて家は再建され戻ったが佐兵衛に会えたさに付け火をしてしまう。
その結果、放火の大罪で捕らえられたお七は、天和3年3月火あぶりの刑にされ、その墓は江戸観音11番札所としても知られる天台宗円乗寺にある。
そして何故「うまどし」は「馬年」でなく、「午年」と書くのでしょうか?
干支は【子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥】の十二種類で表され、この中で「午」は中間の7番目で「正午」「午前」「午後」などと時間を表す言葉に使われています。
現在では1日は24時間で生活していますが、江戸時代までは1日を12の刻に分けていました。
即ち、子の刻は深夜の0時を中心とした2時間、具体的には前日の午後11時から当日の午前1時を示し、「丑刻」は午前二時頃(1時~3時)を表し、有名なものとして「草木も眠る丑三つ時」と聞いたことがあると思います。
迎える【午年】が皆様にとって幸せな一年になりますよう心からお祈り申し上げます。
どうぞよいお年をお迎え下さい。
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