2015年8月28日金曜日

アンナガーデン

ここ一週間雨降りが続き、気温もあの猛暑日が嘘のように20度前後と肌寒さも感じる程の涼しさ(寒さ)です。

長袖シャツを着込んだり厚めの布団を取り出したり、ストーブを物置から出して掃除をしたりと、身体がそれに対応しきれなく体調を崩してしまいそうです。

そんな中、久しぶりに二人(妻)の時間が取れて、アンナガーデンにある行きつけのピザ屋さんのランチに出掛ける。
アンナガーデン
このアンナガーデンは福島市西部吾妻山の麓の土湯温泉近くにあり、今日も小雨混じりの曇りで寒く感じる昼時でした。

私は決して食通ではありませんが、ピザは【セントヒルズPizza】、カツは此処・パスタは此処等々・・・・と決めている変なおじさんです。
イタリアの味 Pizza
セントヒルズPizza
ここには噂のアイスクリーム店【モンジュー】・器の店・小物屋さん・喫茶店・アンティークな家具店等々、一寸出掛けて見たくなる所です。

器の店と奥がピザ屋さん
一番奥の少し高台に【聖アンナ教会】があり、ドレスに着飾った新郎新婦が生涯の誓いを交わして式を終えた後、自慢のロンドンタクシーで披露宴会場まで送ってくれます。
ご自慢のロンドンタクシー
聖アンナ教会
この場所の建物・立木の間からは福島市内が一望出来る癒やしの場所でもあります。

しかし、間もなくこの教会も閉鎖されてしまうとか?・・ちょっと寂しくなってしまいますよね

2015年8月21日金曜日

田舎館【田んぼアート】

以前からその情報は知っておりましたが、小・中学校同級生ゴルフ友達の勧めもあり、青森県南津軽郡田舎館村の【田んぼアート】を見に17日から20日迄、妻と車で出かけて来ました。

その友人から開館時間(9:00)後の12時から午後2時頃は、大勢の人達で思った様に見る事が出来ないとの事で、自宅を夜の9時に出発して高速を全く使わず、途中食事やお茶タイムを挟み朝8時を目標にひたすら走り続けて、第一会場に7時30分、約10時間で到着です。(お暇なのですね~ぃ
田舎館村役場天守閣
色が異なる稲を巧みに植えて編み出す壮大な稲のアート。

田舎館は北方稲作文化発祥地と呼ばれ、お米どころの威信をかけてことしで23年目となる【田んぼアート】は世界的にも有名です。

2012年からは第二会場もスタートし夏を彩る青森の観光名所の一つとなっています。

下から見る【田んぼアート】は何か枯れ果てた稲が汚く生えているような感じです。
雑草が生い茂っている様な感じの田んぼ
開場時間まで駐車場で車の中で休んでいると、役場職員達が揃いのTシャツを身に纏って続々登庁。

見物客は未だ全く到着していなかったが、開場時間が近づくと少しずつ集まって来た。

約5~6番目に入場券を購入し、天守閣のエレベーターで物見櫓に出るとその見事さに驚かされた。

今年のテーマは【風と共に去りぬ】

10-20の広角レンズで撮影
【妻の感想一言】
毎年テーマは変えるそうですが、田植え前の企画から始まり、地元の皆さんやボランティアの方々の心意気がひしひしと伝わり、来年のテーマを楽しみに又、来年も訪れたいと思い乍ら、昔見た映画〝風と共に去りぬ〟の映像が蘇り、『どんな時でも どんな事でも明日のことは患うな、一日の苦労はその日だけで充分である。』 (私の勝手な想像です)

焼けたゞれた荒野に立ち、〝明日は明日の風が吹く〟と叫んだ スカーレット オハラのラストシーンを思い出した日でした。

あまりの壮大さで普通のカメラレンズでは収まらない事も友人からのアドバイスだったので広角レンズを持参。

道路を挟んで右側のアートは広角レンズでも入りきれない。

適切なアドバイスに感謝して、ゆっくり余裕をもって見学後第二会場へ向かう。

そこは【道の駅いなかだて「弥生の里」】と同じ広大な敷地に遊園地などが併設されていて見て・食べて・遊んでと全くそつが無い事にも驚きです。
展望台
直ぐ側には広南鉄道【田んぼアート駅】がありローカル列車が更に田舎さを醸し出している。
田んぼアート駅
第二会場テーマは【スターオーズ】。
10-20の広角レンズで
そして圧巻は白と黒の小石を並べた石のアート 惜しまれる人【高倉 健】さんです。
高倉健さん
沢山の遺作の中で特に【鉄道員(ぽっぽや)】は妻も私も涙した作品でしたので、見ていたら涙が流れて来ました。

そのシーンの中で小林稔侍 さんが一人寂しく逝ってしまった健さんに向かって涙ながらに【もう夢の中でしか会えんのう】と台本になかったアドリブで云った言葉が特に脳裏に残っています。


 


手元で見る7種類の稲の一部
色違いの稲


使った稲の種類を説明した物が貼ってありました。
使用した稲の説明
そのあと又全く高速を使わずに山道や田沢湖湖畔通り、二泊予約をし置いた【雫石プリンスホテル】に夕方4時前に到着。
雫石プリンスホテル
このホテルを予約した理由は盛岡在住の知人と三人でゴルフを楽しむ為でした。

出発から約19時間途中何度か眠気に襲われ乍らも無事到着し、その疲れがピークに達してホテル自慢の掛け流し温泉に浸かり夕食もそこそこ爆睡状態に。

因みに妻は話が途切れると眠っていた。

【19日】
スタート時間に合わせて知人がホテルに到着し、昨日までの疲れがすっかりとれ高原の爽やかな空気の中で思う存分楽しむ事が出来ました。
雫石プリンスGC
暑くもなく寒くもなく殆ど無風状態のベストコンディション。
から松コースOUT 9番ホールグリーン
プレー終了後、ホテルご自慢のコース料理を頂きながら四方山話が弾み、ふと気がついた時には周りには4~5組しか残っておらずお開きし地元の知人は家路に。

【20日】
遅めの朝食をとりホテルを出て、小岩井牧場に立ち寄り秋田方面に向かい日本海を南下して鶴岡→山形→米沢とこちらも全て一般道路を通っての帰宅です。

総走行距離1067㎞でした。




2015年8月14日金曜日

墓参り

昨日(12日)から久しぶりの雨降りが続き、湿気が多いものゝ続いたあの猛暑が嘘の様です。

13日墓参りを予定していたが一日中強い雨降りだったので取り止め、今日朝6時に出かけて来ました。

やはり今日に延期した多くの家族連れが訪れていました。

私の菩提寺はそれほど離れた所ではないのですが、妻方の墓地は福島市中央に聳える【信夫山】の中腹あります。

双方の墓参りを終え、妻方の墓地に隣り合わせて市の【小動物納骨堂】があります。

14年6ヶ月間、共にして星なった雌のハスキー犬、『舞蘭【ブラン】(通称;ブー子』も右から二番目の納骨堂で、14年間長生きした先代のお姉さん犬と共に眠っています。

先代の愛犬が亡くなってから約23年間、年2回の墓参を欠かした事がないのが自慢です。
沢山の花やお菓子が供えられた小動物納骨堂
 昨年まで無かった真新しい納骨堂(向かって左)が一際目立っています。
真新しい納骨堂
この子が元気だった頃は毎年2~3回、キャンプに連れだって約8年も続きました。

キャンプに行くのが大好きだったハスキー犬【舞蘭】
この写真も秋田県皆瀬村にあるキャンプ場(とことん山)でのもので、妻とテントをたたむ様子をじっと見つめている所です。

生前、何度も重い病に倒れ、その度〝ブー子キャンプに行くんだから頑張って〟と言い聞かせ3回程その危機を乗り越え、奇跡的に大好きなキャンプや散歩に行けるようになりました。

亡くなる6年前から糖尿病に犯され、妻と協力し小水を採取して血糖値を計り、インスリンの量を加減し毎日食事前の二回首筋に注射してからの食事でした。

獣医さんの指示の元細々と管理をして来ましたが、発病してから約一年で全く目が見えなくなってしまいました。

8年前の8月2日蒸し暑い夕方、様子が一変し〝ブー子もう頑張らなくとも良いんだよ〟と膝の上で抱きかかえ乍ら何度も言い聞かせ続けた所、コーヒー色のおしっこを漏らし静かに逝ってしまいました。

【ひまわり動物病院】院長先生も正月等の休みを返上して診察して頂き、こんな供養花とメッセージを頂きました。

舞欄ちゃん!糖尿病という重い病気を抱えながらとてもよく頑張りました。
お父さん、お母さんの手厚い看護お陰ですね。舞欄ちゃんの事忘れません。
とにかく水が欲しがる糖尿病でしたので茶の間にこの写真を飾り、真新しい水を供え続けています。
 
そしてこの【信夫山】は、山全体が公園になっており、柚の北限地としても知られています。

頂上には毎年2月の【暁参り】や8月の【わらじ祭り】でも有名な羽黒神社が鎮座しています。





大わらじ
 
市内を練り歩いた後は頂上の神社に奉納されます。
練り歩く大わらじ