2016年6月29日水曜日

ミツバチはなぜ、消えつつあるのか?

私が日本ミツバチの飼育に挑戦している事を知った知人が、こんな素晴らしい内容を書いたもを下さいました。

ミツバチの研究で知られる【スピヴァク教授】のプレゼンテーションから、纏められたものです。



ハチは世界の農産物の3割以上の生産に関係して、ハチがいなくなるとスーパーに並ぶ野菜や果物の3分の1は消えてしまう。
送風係のハチ達
日本ミツバチの性格は非常におとなしい。


ハチは受粉をする事で、私達に多くの食の恵みを与えてくれていて、人類との関係を保っている。

ハチは命を繋ぐために全てのタンパク質を花粉から、炭水化物を花の蜜から得ていて、受粉はそんなハチの食事集めの行動の副産物なのです。

現象 1 
卵をうまない(生めない)不妊症の女王バチが続出!!

現象 2 
ハチ(養蜂)が大量に突然失踪してしまう!!

原因
仮説 1 
単一栽培の大規模農家が増えて、その単一作物が一斉に花が咲き、一斉に収穫されてその時期しかハチにとっての食べ物がないと云う事。

仮説 2 
昔はクローバーやレンゲなどを植えて土地に栄養を与えていたのが、今は化学肥料や除草剤・ 殺虫剤などのが大量に使われ、特に注目される農薬【ネオニコチノイド】で、一般家庭のガーニ ング用から農業用、シロアリ、ゴキブリ駆除、スプレー殺虫剤、新築住宅の化学建材などに多く使 用されていて、この花粉を食べたミツバチは体力を失い、方向感覚を失ったりと、巣に戻れなくなっ て痙攣を起こして死んでしまうのです。

散々食べ物を探しやっとありつけたと思ったら、その食べ物には殺虫剤が盛られていて、食たら食べたで中毒症状になり、そして時には天敵のダニやスズメバチに襲われて、生きて行くのが厳しい状況を作っているのが私達、つまりか「人」なのです。小さなミツバチは私達の未来を映し出す大きな鏡なのです。

ミツバチの好む花を庭に植えたり、ベランダに花を咲かせたりと、一人一人の行動がミツバチを救い、私達の未来をも変えてゆくのではないでしょうか。


   

2016年6月22日水曜日

紫陽花と日本蜜蜂

梅雨時期に似合う花は何と云っても紫陽花で、鬱陶しい梅雨時期に心の底から癒やしてくれます。

我が家でも毎年気に入った鉢植えを購入し、花が終わった頃に地植えしたのがどんどん大きくなっています。

紫陽花は同じ品種でも植え付け場所により色が異なるとか・・・・・

アルカリ性の土壌では赤やピンクに色づきやすく、逆に酸性の土壌では紫系に?
地植え4年目
地植え2年目の紫陽花
地植え3年目の白紫陽花
日本では「団結」「和気あいあい」などの暖かい解釈が多いようで、家族の結びつきを意味しているのなら、結婚式の装飾花やブーケとして、人気が出て来ているのも頷けます。
遅咲きの紫陽花
花の特徴からつけられた花言葉。

紫陽花は装飾花なので開花期間が長く、しとしとと降る雨の中じっと耐え忍ぶように咲いている姿からつけられた説。
額紫陽花

ピンク色の額紫陽花

一際大きな紫陽花

柏葉紫陽花

テッセン
日本蜜蜂も入居してから一ヶ月半、今日も梅雨前の蒸し暑さの中、巣門を後ろにして送風係の蜂達が懸命に羽を振るわせ風を送り続けています。
日本蜜蜂
テラスの日よけパラソルで時間があれば、コーヒーを飲みながら覗くのが楽しみです。
日本蜜蜂巣箱
当地も間もなく梅雨入りです。