節分は字の如く季節を分けるもので、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指し、その内、立春の前が一般的に節分と呼ばれています。
では何故その年により変わるのでしょうか。
一年は通常365日ですが、実際に地球が太陽の周りを一周するのは365.2422日、365日と6時間弱となっており、この6時間弱のずれは4年経つと累計がほぼ1日になるので、そのため4年に一度、一年を366日とする「うるう年」を設けて調整しています。
そのため2025年の立春は2月3日となり、その前日である節分も2月2日となります。
因みに1984年の節分は2月4日で、その節分が2月2日になるのは2021年以来で、その前は1897年で、1984年は2月4日だったので、必ずしも「2月3日」が節分とは限りません。
節分と云えば「豆まき」ですがその由来は?
鬼を退治するために豆をまくようになったのは、中国から伝わって来た「追儺(ついな)」と云う行事が関係し、「追儺」は災いの象徴である鬼を「方相氏(ほうそうし)」と云うキャラクターを追い回す行事で、日本に伝わって来た当初は、柔らかい矢を用いたり、鼓を鳴らして鬼を追い払っていたようですが、いつのころからは豆をまくようになりました。
又、その豆を歳の数を食べる風習があり、歳を重ねるとたんぱく質不足に陥り、植物性たんぱく質を摂取する意味も分かりますね。
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