2023年5月23日火曜日

世紀の映像(独ソ戦争)を見て

世界各地であってはならない争いが報じられ、特にウクライナに侵攻したロシアとの争いは多くの犠牲者を出しながら終わりが見えていない。

そんな折、5月22日、世紀の映像(独ソ戦争)を見て何故としか云いようがない。

ドイツとソビエトは互いに【不可侵条約】を結び、開戦前日まで助け合っていた両国。

しかし1941年突然ヒトラーが奇襲を仕掛け、対するスターリンは全人民を動員徹底的に抗戦した。

今やプーチン大統領がウクライナ侵攻の拠り所とする独ソ戦争。

その独ソ戦争で日本総人口の1/4(三千万人)に値する犠牲者が出てしまった。

ソ連軍は対戦車兵器の欠如により、絶望的な状況に陥ったため高度に訓練された軍用犬を敵の撃破に用えた。

対戦車犬は体に据え付けられた爆発物約12キログラムを運んで敵の戦車の下に潜り込むよう訓練されていて、長いレバーが標的に触ると爆発するように出来ていた。

自国の戦車を使って訓練している様子

訓練は何日も餌を与えず、戦車の下に肉を置いてどの戦車の下にも餌があること覚えさせた。

しかし失敗もあったようだ。

それは自国(ソビエト)の戦車はディーゼルエンジンで、ドイツ戦車はガソリンエンジンだったため、その匂いに惑わされたとか?

戦略を変え訓練を再開して、1941年末まで1000匹の犬が前線で戦い、翌年はその数2000匹を超えた。

戦車に向かって行く犬が食事にありつける喜びの様子が放映され、そのを見て犬好きの私は眠れないまま朝を迎えてしまいました。

1945年5月9日、その戦いはソビエトの勝利で終わった。

文中の写真、文言の一部はネットから引用させて頂きました。


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