鉄分を含んだ天然掛け流し温泉が魅力で、知る人ぞ知るスウェーデンハウスの宿です。
洋風旅館 ウェルカム ウェルカム |
周りの緑に映える赤い壁に白い窓 |
客室にある露天風呂も魅力(中)
そして内風呂(右)
和洋折衷フルコースにはオーナーが打つ、そば粉100%の手打ち蕎麦も出されました。
翌日は同行したご主人の希望もあり、史跡【慧日寺】えにちじ跡へ。
慧日寺 金堂 |
中門 |
天井 |
【慧日寺】
平安時代の初め、南部出身の僧「徳一」によって霊峰磐梯山を望む山麓に開創されました。
東国の拠点寺院としてさまざまな仏教文化を将来し、会津地方の文化の発展にも大きく寄与しました。
昭和45年に国の史跡に指定され、貴重な文化遺産として保存・整備が行われています。
【徳一】
会津の象徴は磐梯山と猪苗代湖といわれています。
特に磐梯山は会津の人々の心の支えとして 古来より信仰の対象でしたが「病悩山」と呼ばれ魔物が住みつき、周辺の耕地や作物を荒らしまわっていたといわれていました。
この磐梯山が大同元年(806年)に大爆発を起こし、猪苗代湖ができたといわれています。
この大爆発で耕地は跡形もなくなり、住む家や食物を失った人々が道端に屍を晒していました。
この惨状を伝え聞いたのが奈良の都で高層の誉れ高い「徳一」という人でした。
「徳一」は人々の苦しみを救いその荒れる山を静め、仏教をひろめ仏の都を造ろうと決心し東路をくだり会津入りした。