2012年5月5日土曜日

残雪と新緑の吾妻スカイライン

我が小さな会社の決算書作成が終わり思い立った様に、愛用のカメラを持って大型連休後半の今日曇り後雨の予報の中、磐梯吾妻スカイラインを通り・裏磐梯・喜多方・熱塩加納村・米沢を廻って来ました。

自宅を出る時のスカイラインは【雪うさぎ】がハッキリ見ていたが空は曇っていた。
吾妻小富士と【雪うさぎ】
途中までは福島盆地が見えていたが、徐々に霧が深くなり全く見通しが悪くなって来た。
福島盆地と市内に居座る信夫山
枯れ木も山の賑わい
残雪と新緑の磐梯吾妻スカイライン

極寒に耐えてなお成長する白樺。頑張っている姿は美しい。
必ず訪れる春を信じて頑張る白樺

ブナの古木
土湯峠を抜け五色沼を通り裏磐梯方面に、檜原湖を右に見て喜多方へと進み国重要文化財の長床(ながとこ)へ。

新宮熊野神社は源頼義・義家親子が紀州熊野から、熊野堂村(現河沼郡河東町)に勧請創建したのが始まりで、後に新宮の地へ移すよう命じこの地に遷座し、その拝殿として寛治3年建立。昭和38年に国の重要文化財に指定される。

国重要文化財【長床】
ここには見事な大銀杏がそびえ立っていて、秋になると落ち葉が地面を敷き詰め黄色のジュウタンに。
鳥居の左には大ケヤキ
そこをあとに熱塩加納村へ。

この近辺は湯脈が多く至る所に温泉が噴き出し、熱塩温泉街を始めとして日帰り温泉が幾つかある。そして旧国鉄【日中線】が通っていたが昭和59年3月廃線となり、旧熱塩駅舎跡がその記念館となっている。

旧熱塩駅舎【日中線記念館】
改札口
当時の機関車・客車が展示されていて多くの親子連れで賑わっていました。
客車内部

ホーム側
【日中線】 
栃木県今市市と山形県米沢市を結ぶ東北縦断鉄道、野岩羽線として計画される。野岩羽線の名称は下野(栃木県)岩代(福島県)羽前の国(山形県)一文字づつを取って命名。

喜多方と熱塩間11.6㎞が日中線として開通。さらに米沢まで計画されたが支那事変の激化・太平洋戦争の開戦により自然中止となる。そして全線開通しないまヽ昭和59年3月31日廃止となった。

趣味の菜園【吾妻の雪うさぎ】にも是非お立ち寄り下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿