2024年8月23日金曜日

ニホンミツバチとスズメバチ

 前回、ニホンミツバチの天敵の一つはスズメバチと投稿しましたが、そのスズメバチの偵察が昨日やって来たので、捕獲網とネズミ捕獲シートを持参し、飛来して来るのを待っていたがやってきませんでした。
普通の昆虫捕獲網


ねずみ捕獲シート

捕獲シートには白色・黒色があり、捕獲量はさほど変わらない様で、仲間が多く張り付いているほ方に集まって来る感じでね。

理由は、粘り付いた蜂が助けを求めるフェロモンを発生させるため、それを助けようと次々に集まって来ます。

私は前回の残りがあるので黒のシートを使う事に。

偵察スズメ蜂を網で捕獲して、このシートに貼り付けて置くと仲間が寄ってきてこんな感じで次々に粘っくれます。
シートに粘るとこんな感じになります。

YouTubeからお借りしました。

そして今日、なんと巣箱の下にニホンミツバチ一匹を捕らえたまま、死んでいるスズメバチが落ちていました。
全体画像

拡大画像

これは「集団蒸し殺し」でスズメバチに立ち向かうニホンミツバチの戦法です。

スズメバチがニホンミツバチを襲うとき、初めに偵察役のスズメバチが一匹やって来ます。

この偵察蜂を放っておくと、仲間が次々にやって来ればニホンミツバチに勝ち目ありません。

ニホンミツバチはスズメバチに何百匹といった集団で一匹のスズメバチに飛びつき、囲んで胸部の筋肉を震わせると内部の温度は46~48℃まで上昇して、スズメバチの動きは鈍っていき間もなく息絶えます。

熱をもって殺すため「熱殺蜂球」と云います。
スズメバチを囲んで熱殺

今回は、ニホンミツバチが偵察のスズメバチを退治してくれた様ですが油断は出来ません。

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