2025年4月20日日曜日

4月20日は24節季の【穀雨】

 【穀雨】とは、暖かな春の雨が穀物を潤す時期のことで「こくう」と読み、そろそろ春は終わりに近づき、夏が近づくころで霜が降りることも少なくなり、田植えや種まきの準備を始めるのに適した季節。

福島のシンボル【吾妻の雪うさぎ(種まきうさぎ)】も雪解けが進みクッキリ見え始めました。



我が趣味の菜園でも数日前に種まきした、キャベツ・ブロッコリー・モロッコ等々、そして切り花類の発芽があり、今日(20日)気温は25℃の夏日で、名の通り(穀雨)昼過ぎから雨降りです。

先に植え付けた【ジャガイモ】も

昨年試しに掘り起こさないグラジオラスも。

芽吹き時期には水は必須なので、タンクに汲み入れ作業。

昨日、19日(食育の日)は私の82歳の誕生日でしたが、仕事上の集いが市内の県青少年会館であり、会場の準備その他で祝いの席もままならず、今日(20日)カニピラフで名のあるレストラン【メヒコ】で妻と昼のコースを。


日曜日とあって若いカップルや家族ずれ等、大勢のグループが席空きを待っていた。

何年か前、誕生日を告げてオーダーした折り、ケーキにローソクを立てスタッフ全員が集まり、
ハッピーバースデーの合唱をされた時、凄く恥ずかしい思いをしたので、今回は全て断り静かに。

帰りにそのケーキを頂き帰宅。

毎年、長男夫婦からおしゃれなゴルフ用半袖シャツが届いていて、夏の服装には不自由なくプレーをしていたが、今回は思ってもいない豪華プレゼントが。

感謝をこめて!

一泊二食付き(2名)全国の高級ホテル宿泊利用冊子。

掲載されているホテル数カ所に泊まった事があるが、いずれも2名で6万円~10万円と豪華で、大学生を抱えている夫婦には負担が多いのではないかと、心配しつつもありがたく利用させて貰う事に。
 

2025年4月18日金曜日

ニホンミツバチ分蜂の気配

昨年6月、趣味の菜園に設置したニホンミツバチの巣箱に入居した群れが、無事冬越しをして4月18日分蜂の気配がしてきました。

その様子はこちら                                              

一つの群れで大きいのは約2万匹前後で、女王蜂一匹に対して雄蜂・働蜂で構成されいて、それぞれの役割があり、人間社会では考えられない決まりもありその謎は不明です。

体が黄色と黒の縞模様なのが働き蜂(雌)で、全体が黒っぽく目玉が大きいのが雄蜂です。

繁殖シーズンは春で、春になると新しい女王蜂が生まれ、その後相手となる雄蜂も生まれてくるが、ハッキリは分かっていませんが大体5%位と云われています。

蜂と云えば刺すというイメージが強いですが、雄蜂は針を持っていないので刺すことはなく、目が大きいのは女王蜂を空中で見つけ交尾をするため目が発達しています。

雄蜂は女王蜂と交尾することだけが仕事で、群れの警備や花の蜜集めなどはせず、働き蜂から餌を貰って生きています。

春の群れには雄蜂は何百匹もいて、女王蜂の数より圧倒的に多いのですが、女王蜂は複数の雄蜂と交尾をするが、殆どの雄蜂は交尾をする事が出来ないのです。

交尾出来なかった雄蜂は繁殖期を過ぎて用無しとなり、働蜂によって殺されたり巣から追い出されそのままのたれ死んでしまいます。

雄蜂は一度交尾をすると死んでしまいます。

巣箱の下にとんがった帽子のようなものが、落ちているのが雄蜂が育った巣房の蓋で、孵化する時にその特徴的な蓋が落ちるので、巣別れ(分蜂)の時期が近い事が分かります。
蜂は働蜂で、帽子の様な物は雄蜂の巣房蓋です

働蜂が育った巣房やハチミツを貯める巣房は平らです。

2025年4月11日金曜日

春・花・ニホンミツバチ

三寒四温の繰り返しで漸く当地にも本格的な春が到来。

野辺にはタンポポ・ムラサキケマン・菜の花等が咲き乱れ、果樹園では桃の花も咲き始め、桜も満開です。

特に目立つのは【ヒメオドリコソウ】かな?

このヒメオドリコソウ(毒性なし)は、シソ科の植物と同じで、天ぷら・胡麻和え・おひたしとして食べられます。
また蜜が甘いという特徴があり、この蜜は糖度50度以上といわれるほどの甘さがあるので、茎を折って舐めると美味しい味がします。



自宅近くの河川敷の桜も満開に

趣味の菜園では水仙・チューリップ ・菜の花・矢車草と蜜蜂たちは花粉集めに奔走。
手前からネギ・タマネギ・水仙・ほうれん草

右からチューリップ・キガンジューム・撫子・矢車草。
奥の菜の花は蜜蜂達のために昨年種を蒔きをして今が満開。

集めた花粉は巣箱に


分蜂時期に備えて巣箱の近くに蜂球集合板を設置。

そこに出来た蜂球を網で捕獲し、新しい巣箱(空の巣箱)に取り込み営巣させます。

集合板に出来た蜂球
分蜂とは
群れが2群に分かれる事で、春になると、新しい女王蜂が生まれて、片方の女王蜂(元の女王蜂)は働き蜂(雌)の約半数を連れて巣を飛び出し、新たな場所に巣を作ります。
その働き蜂達は、お腹いっぱいハチミツを溜め込んで出て行き、新しい巣が見つかるまでに備えます。
多い群れでは数万匹と云われ、そこから約半分出て行く訳ですから羽音は想像絶します。

2025年3月30日日曜日

日光・草津・川口湖の旅

3月23日(日)~26日までの四日間暫くぶりの旅に出かけて来ました。

何時もの通り旅の工程表を作り出発。

     

一日目
昨年二月、【日光金谷ホテル】に宿泊した折にも、日光東照宮やその近くの【日光山輪王寺】、水が落ちていない【華厳の滝】を散策。

今回は、残雪が残るその【日光山輪王寺】別院【日光中禅寺】を時間を掛けて参拝。

勝道上人が、刀一本で桂の立木に彫ったと伝えられ、現在も地に根を張り、訪れる人々を穏やかな表情でお迎えしておられます。

この立木観音は国の重要文化財に指定されています。

昼時、立ち寄った【レストラン メープル】のビーフシチューが凄く美味しかった。

前回、水が落ちてない華厳の滝だったので再び立ち寄り、水の量は少ない感じがしたが97mの高さから流れ落ちていた。

早めに予約をしていたホテルに。

二日目
国道122号線を走り、目的地の【富弘美術館】到着も休館日。

国道333号・353号を通り第二の目的地、約30年前に訪れた事のある【子持自然恵農場】到着。

この農場は群馬県からも推奨されいて、ニワトリの放し飼いで名を売り、飼料にも拘りのびのびと飼育されその卵も格別で、最初に訪れてから30年間、毎月一箱30個入りを送って頂いています。

アポも取らずに伺いスタッフも方々もビックリされていました。

場長の瀬戸さんもお年を重ねておられ、現役で後任の指導に力を入れているとの事。

その側で人なつこく近寄ってくる鶏(ニワトリ)

これからも送り続けて頂くことをお願いし、産みたての烏骨鶏の卵を頂いて、姿が見えなくなるまで手を振って見送って下さいました。

今日の宿泊地は以前も訪れた、草津温泉【三共リゾート 木の葉】到着。

このホテルグループは国内に43もあり、その中の能登にある【ホテル海舟】は先の大地震で未だに営業されていないとか。

食事前にホテルのシャトルバスで夜の湯畑に。

浴衣を着た多くの外人さんの観光客で賑わっていました。
湯畑

夜の湯畑

天然温泉に浸かり疲れをほぐし、宿ご自慢のお料理を頂き就寝。

三日目
遅めの朝食を頂きホテルを9時に出発。

各、高速道を乗り継いで河口湖方面へ。

思ったより早く着いたので、明日の予定を前倒しして【忍野八海】散策。 

好天ながらも黄砂飛来初日で何となくすっきりしなくとも、ここも外人さんで埋め尽くし、日本人の姿は疏ら。

ペットボトルに富士の湧き水を汲もうとする人達が列を作っていた。
今日の宿泊地【ふふ河口湖】3:30分到着。

大勢のホテル従業員さんのお出向かいに気を良くし、案内された館内は木の香りが漂っていて身も心も癒やされた。

部屋への通路にも木の香りが

部屋は露天風呂付きの広々としたスイートルーム。



黄砂が邪魔をするも部屋から見える富士山

奇しくも昨日の【木の葉】と同じ部屋番号。

館内は部屋着OKで嬉しい。

夕食会場は家族毎にパーティションで仕切られ、一人のスタッフが2テーブルを受け持ちその場で取り分けてくれる。

それがこれ


それがこれ

ライトアップされたお庭に、大きな焚き火炉では立ち上がる炎が風に揺られ、約二時間の食事時間が短くも感じた。

朝食も同じ会場で、夕食時には見えなかった富士山の裾野が、河口湖に入り込んだ様に見えていた。
豪華な朝食

四日目
予定の忍野八海は昨日散策したので、次の目的地はホテルから車で10分程にある

入り口を入ると目の前に黄金色に輝く柔らかい時計で有名な【サルバードル・ダリ】のレースを纏ったサイが目に付く。

河口湖のほとりの大きな敷地にコンサートホールやオルゴール館などがあり、その凄さにビックリ。

時間によりその建物でそれぞれの催しがあり、何時間でも楽しめる。

オルゴール館でバイオリンとピアノで【白雪姫】の曲に合わせて、サンドアートの演出が素晴らしかった。

黄砂の飛来が無ければ、スッキリした青空もと河口湖に映える富士山が見えたのだろうが、年に一度しか遭遇しない黄砂にけむる河口湖も富士山も良しとして????

帰りの東北自動車道、二本松インターから仙台までの上下線が強風により、大型トラックの横転事故などで通行止めになり、廻り道の国道4号線は凄い渋滞となり、福島まで僅か20kmが2時間もかかり、自宅に着いたのが8時過ぎ。

総走行距離は1,082kmでした。

2025年2月6日木曜日

母犬が瀕死の子犬を動物病院へ

先日、表題の感動のニュースが報道された。

以前、【トルコ旅行】に出かけた事もあり、どことなく懐かしさを感じていた折の話題。

トルコ・イスタンブールの動物病院に、瀕死の子犬をくわえて現れた母犬。

入り口に子犬を置くと、心配そうにペロペロ舐めている様子に気づいた獣医師が、すぐさま子犬を保護しドライヤーで身体を温めたりと治療に取り掛かっている様子を、不安げに見守る母犬。

凍死寸前だったという子犬は、獣医達の迅速な治療によって一命を取り戻し、元気に育っていると云う。

しかし、なぜ母犬は動物病院に子犬を連れてくる事が出来たのか?

獣医師によると『ここに連れて来れば助けてもらえる』と理解して子犬を連れて来たと言います。

野良犬だった母犬は路上で出産しますが、その後弱ってしまった子犬達を見つけた人が、1匹の子犬を病院に連れて行き保護されると、それを見た母犬は「ここに連れて行けば我が子を助けてくれる」と理解して連れて来たと云う。

そして現在は病院で母子ともに面倒を見ていて、元気に過ごしているということです。

皆さん、これを見てどう感じられましたか?

(ひと)は当たり前のことですが、子を思う親の気持ちは改めて考え直す事ですね!

2025年2月1日土曜日

今年(2025年)の節分は2月2日

節分は字の如く季節を分けるもので、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指し、その内、立春の前が一般的に節分と呼ばれています。

では何故その年により変わるのでしょうか。

一年は通常365日ですが、実際に地球が太陽の周りを一周するのは365.2422日、365日と6時間弱となっており、この6時間弱のずれは4年経つと累計がほぼ1日になるので、そのため4年に一度、一年を366日とする「うるう年」を設けて調整しています。

そのため2025年の立春は2月3日となり、その前日である節分も2月2日となります。
 
        
         

因みに1984年の節分は2月4日で、その節分が2月2日になるのは2021年以来で、その前は1897年で、1984年は2月4日だったので、必ずしも「2月3日」が節分とは限りません。

節分と云えば「豆まき」ですがその由来は?
鬼を退治するために豆をまくようになったのは、中国から伝わって来た「追儺(ついな)」と云う行事が関係し、「追儺」は災いの象徴である鬼を「方相氏(ほうそうし)」と云うキャラクターを追い回す行事で、日本に伝わって来た当初は、柔らかい矢を用いたり、鼓を鳴らして鬼を追い払っていたようですが、いつのころからは豆をまくようになりました。
追儺式

        

又、その豆を歳の数を食べる風習があり、歳を重ねるとたんぱく質不足に陥り、植物性たんぱく質を摂取する意味も分かりますね。