2011年11月6日日曜日

長い歴史と働き場を奪った東京電力。

原発事故で生産出来なくなった今年の曳地さん宅【柿ばせ】
 本来ならこの時期は家族総出で収穫した蜂屋柿の皮を剥き、硫黄で燻製し乾燥させるため この【柿ばせ】に吊され、黄金のカーテンが風物詩になるはすが今年はご覧の通り。

去年の同じ時期の【柿ばせ】
本来ならば各生産農家の軒先は、上の写真の様に黄金のカーテンで覆われ晩秋の風物詩に。
落果した蜂屋柿。
  なんて虚しい・・悔しい・・・と【あんぽ屋】曳地一夫さん。
自然落果によりだんだん少なくなっている蜂屋柿。
全て実を穫って処分し、除線作業等の手入れをして来年に備えると顔を曇らせる曳地さんご夫婦。
何時も満面の笑顔で迎えて下さった「おじいちゃん・おばあちゃん」今日は留守でした。
不安を隠しきれない曳地さん【あんぽ屋】ご家族。この日は(11月6日)朝から雨。

おじいちゃん・おばあちゃんはご近所にお茶飲みに。何時もは孫の話やたまには旅行にと楽しいお茶飲みのはずなのに・・・

あれからの茶飲み話は笑顔も少なく話題は原発による放射能や、不安だらけの話題になっているのか・・・柿の生産が出来ないのは戦争中以来とか。

皆さんどうぞ暖かいご声援を送って下さい。
 


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