以前からその情報は知っておりましたが、小・中学校同級生ゴルフ友達の勧めもあり、青森県南津軽郡田舎館村の【田んぼアート】を見に17日から20日迄、妻と車で出かけて来ました。
その友人から開館時間(9:00)後の12時から午後2時頃は、大勢の人達で思った様に見る事が出来ないとの事で、自宅を夜の9時に出発して高速を全く使わず、途中食事やお茶タイムを挟み朝8時を目標にひたすら走り続けて、第一会場に7時30分、約10時間で到着です。(お暇なのですね~ぃ
!)
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田舎館村役場天守閣 |
色が異なる稲を巧みに植えて編み出す壮大な稲のアート。
田舎館は北方稲作文化発祥地と呼ばれ、お米どころの威信をかけてことしで23年目となる【田んぼアート】は世界的にも有名です。
2012年からは第二会場もスタートし夏を彩る青森の観光名所の一つとなっています。
下から見る【田んぼアート】は何か枯れ果てた稲が汚く生えているような感じです。
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雑草が生い茂っている様な感じの田んぼ |
開場時間まで駐車場で車の中で休んでいると、役場職員達が揃いのTシャツを身に纏って続々登庁。
見物客は未だ全く到着していなかったが、開場時間が近づくと少しずつ集まって来た。
約5~6番目に入場券を購入し、天守閣のエレベーターで物見櫓に出るとその見事さに驚かされた。
今年のテーマは【風と共に去りぬ】
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10-20の広角レンズで撮影 |
【妻の感想一言】
毎年テーマは変えるそうですが、田植え前の企画から始まり、地元の皆さんやボランティアの方々の心意気がひしひしと伝わり、来年のテーマを楽しみに又、来年も訪れたいと思い乍ら、昔見た映画〝風と共に去りぬ〟の映像が蘇り、『どんな時でも どんな事でも明日のことは患うな、一日の苦労はその日だけで充分である。』 (私の勝手な想像です)
焼けたゞれた荒野に立ち、〝明日は明日の風が吹く!〟と叫んだ スカーレット オハラのラストシーンを思い出した日でした。
あまりの壮大さで普通のカメラレンズでは収まらない事も友人からのアドバイスだったので広角レンズを持参。
道路を挟んで右側のアートは広角レンズでも入りきれない。
適切なアドバイスに感謝して、ゆっくり余裕をもって見学後第二会場へ向かう。
そこは【道の駅いなかだて「弥生の里」】と同じ広大な敷地に遊園地などが併設されていて見て・食べて・遊んでと全くそつが無い事にも驚きです。
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展望台 |
直ぐ側には広南鉄道【田んぼアート駅】がありローカル列車が更に田舎さを醸し出している。
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田んぼアート駅 |
第二会場テーマは【スターオーズ】。
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10-20の広角レンズで |
そして圧巻は白と黒の小石を並べた石のアート 惜しまれる人【高倉 健】さんです。
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高倉健さん |
沢山の遺作の中で特に【鉄道員(ぽっぽや)】は妻も私も涙した作品でしたので、見ていたら涙が流れて来ました。
そのシーンの中で
小林稔侍 さんが一人寂しく逝ってしまった健さんに向かって涙ながらに
【もう夢の中でしか会えんのう】と台本になかったアドリブで云った言葉が特に脳裏に残っています。
手元で見る7種類の稲の一部
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色違いの稲 |
使った稲の種類を説明した物が貼ってありました。
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使用した稲の説明 |
そのあと又全く高速を使わずに山道や田沢湖湖畔通り、二泊予約をし置いた
【雫石プリンスホテル】に夕方4時前に到着。
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雫石プリンスホテル |
このホテルを予約した理由は盛岡在住の知人と三人でゴルフを楽しむ為でした。
出発から約19時間途中何度か眠気に襲われ乍らも無事到着し、その疲れがピークに達してホテル自慢の掛け流し温泉に浸かり夕食もそこそこ爆睡状態に。
因みに妻は話が途切れると眠っていた。
【19日】
スタート時間に合わせて知人がホテルに到着し、昨日までの疲れがすっかりとれ高原の爽やかな空気の中で思う存分楽しむ事が出来ました。
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雫石プリンスGC |
暑くもなく寒くもなく殆ど無風状態のベストコンディション。
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から松コースOUT 9番ホールグリーン |
プレー終了後、ホテルご自慢のコース料理を頂きながら四方山話が弾み、ふと気がついた時には周りには4~5組しか残っておらずお開きし地元の知人は家路に。
【20日】
遅めの朝食をとりホテルを出て、小岩井牧場に立ち寄り秋田方面に向かい日本海を南下して鶴岡→山形→米沢とこちらも全て一般道路を通っての帰宅です。
総走行距離1067㎞でした。