2020年2月26日水曜日

映画【阿弥陀堂だより】

以前、テレビドラマ【優しい時間】で主人公役を演じた寺尾 聰さんの素朴な演技に魅了され、何度も繰り返し見てそれでも飽き足らず、その舞台となった北海道富良野の喫茶【森の時計】を二度も訪れた。





コロナウィルスの感染拡大が騒がれて、仕事上で人数が多く集まる会合・講演・セミナーなどを自粛し、出来るだけ外出を控えてテレビ漬け状態の折、映画【阿弥陀堂だより】に釘づけに。

2002年10月5日公開、長野県飯山の自然豊かなロケーションと寺尾 聰さんの素朴な演技、そして北林 谷栄さんのおばあちゃん役が何と素晴らしい事か。

以前、仕事の関係で長野市から須坂市↔中野市↔飯山市と何度も訪れ、側を流れる千曲川がとても綺麗だった事も思い出される。

あらすじ
東京に住む上田孝夫(寺尾 聰)と美智子(樋口 可南子)の夫婦。孝夫は売れない小説家、美智子(樋口 可南子)は大学病院の有能医師。ある日、美智子は流産をきっかけにパニック障害という心の病にかかってしまう。都会の生活にも仕事にも疲れ切っていた二人は、孝夫の故郷である信州にへ移住することを決心した。二人は移り住んだある村で、村の死者がまつられた阿弥陀堂で暮らしている、おうめ婆さん(北林 谷栄)を始め、様々な人々と出会った。喋ることが出来ない難病を抱える少女・小百合は、おうめが日々思ったことを書き留め、村の広報誌に〝阿弥陀堂だより〟として連載していた。    
               『Yahoo!阿弥陀堂だより』より



水芭蕉の群生地 旧鬼無里村(現在は長野市鬼無里地区)、大好な長野県、又折りをみてその地を訪ねてみます。

2020年2月22日土曜日

2020・2・22(2020年2月22日)

毎日、新型コロナウィルス感染拡大が報じられて、恐怖感を感じています。

雪不足で冬のレジャー施設における深刻な状況から始まり、大型商業施設や飲食店の利用者が激減し、これからの先行きが心配されます。

私達の仕事でも大勢の人達が集まる会合や、食事会など本社から自粛要請があり、本社主催の講習会・講演会も3月末まで全て中止になりました。

そんな2並びの大安吉日の今日、新しい車が納車された。
RV車
約三年使用した車は車検も近づき車検前の代替え。
2018年9月~2020年2月まで使用の E200
我が家初代のメルセデス。
2013年9月~2018年9月まで使用 E250
 
殆ど妻使用。

2020年2月11日火曜日

風の電話

あの東日本大震災後、テレビなどの報道番組で目にし、行ってみたいと思いつつも行かずじまいでした。

今回、映画化もされ妻を誘って観てきました。


風の電話。
太平洋が見える岩手県上閉伊郡大槌町の風景が気に入って移住した庭師の佐々木格氏が、死去した従兄ともう一度話をしたいとの思いから、海辺の高台にある自宅の庭の隅に白色の電話ボックスを設置したことに始まる。2011年3月11日の東日本大震災の際、自宅から見える浪板海岸を襲った津波を目にした佐々木は、生存した被災者が震災で死別した家族への想いを風に乗せて伝えられるようにと敷地を整備し、祈りの像や海岸に向かうベンチを置いて「メモリアルガーデン」を併設した上で開放した。     【フリー百科事典『ウィキペディア』】より

家族同士のお付き合いをさせて頂き、ゴルフをこよなく愛し四人で近隣のゴルフ場は元より、ハワイ・沖縄・台湾等々に出向き、楽しく過ごさせてくれた大切な先輩(ご主人)が4年前の10月食道癌で逝ってしまった。

末期の激しい痛みを和らげたいと郡山から新幹線で福島まで来て、私の通っている伊達市にある病院の【いたみ外来】に通い続け、帰る時は笑顔で手を振って駅に消える姿は忘れる事は出来ない。

生前、最後の一泊家族同士のお出かけは紫陽花の咲き誇る葉桜の5月末【磐梯町慧日寺】。
磐梯町 慧日寺

この写真はゴルフバックに入れてあり、何時も一緒・・・
そこの薬師如来坐像に長々と手を合わせる姿、そして帰りには来年の桜を見に来たいと云いながらもその願いも叶わず逝ってしまった。

彼の願いを叶えたい思いで亡くなって半年後の春、この写真を持って出掛けた時の桜は今までになく綺麗に感じたのは気のせいだったのでしょうか?。

この、風の電話で亡くなった人に問いかける人達の殆どは『今、どこにいるの?』。

通ずるなら私も彼はどこにいるのかを訪ねたい・・・・・・・