9月5日~9日までの5日間、久しぶりの一人旅。
【一日目(5日)】
今回も何度か行っている北海道方面で、福島(8時41分)から仙台.新函館北斗.函館.札幌.旭川.稚内と列車を乗り継いで午後11時47到着予定。
新函館北斗駅定刻12時22分定刻到着。
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新函館北斗駅 |
14時11分スーパー北斗で札幌へ、18時発カムイで旭川向く途中の車窓に満月が上下しながら追いかけてくる。
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夜の旭川駅 |
旭川到着は19時25分、そこから20時06分特急サロベツに乗り換えて稚内到着23時47分で今日の予定は殆ど列車移動で終了となるはずだったが、今回もオマケがつくハプニングが発生。
旭川駅を定刻に発車したものの、宗谷本線名寄駅近くで上り列車とヒグマが衝突し、その処理に既に一時間以上、名寄駅で停車。
私達の住む東北(福島)は月の輪熊の被害が多いがこちらはヒグマなのね 🐻
【ヒグマ】
ヒグマはクマ科に属する哺乳類である。ホッキョクグマと並びクマ科では最大の体長を誇る。また、日本に生息する陸棲哺乳類でも最大の種である。
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ヒグマ |
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宗谷本線名寄駅で復旧待ち |
これから40~50分程かかるとのアナウンスあり、この分だと予定より2時間位遅れて稚内に到着(午前2時頃)か?
車内スタッフが迷惑をお掛けしているのでと、カロリーメイトと水を配ってくれた。
もうかれこれ2時間以上も経過した11時25分でもまだ発車出来ない。
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配られたカロリーメイト&水 |
予約している【ドーミイン稚内】にその旨連絡を入れる。
北海道に来るたび大雪で稚内で足止めになり、ホテルに連泊した事、旭川で大雨で川が氾濫して列車内に長時間閉じ込められた事、又あるときはエゾシカと衝突して遅れた事もあったっけ。 @#%&¥%☆@
ようやく復旧作業が終わり、24時30分名寄駅を出発。
多くのお客様は全員何も言わずにじっと待ち続けている姿に驚き感じる。
この地方ではびっくりする事ではないようだ!!
そんなこんなで、予約していたドーミイン稚内に到着したのが朝方4時。
皆さん疲れきったようで、無言のまま家路に急いでいた。
この系ホテルでは夜9時半から、夜泣きそば(ラーメン)が振るまわれそれが凄く旨い。
フロントで今回は食べることが出来ず残念と話すと、女性スタッフが当ホテルオリジナルカップラーメンでと頂いた。
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ごめ麺なさいは憎いねネ |
こんなホテルが大好きで、明後日北見のホテルも【ドーミイン】だよ♪
【二日目(6日)】
天然温泉の朝風呂浸かり、昨夜(今朝?)の疲れも何とか取れ、先に予約を入れていたトヨタレンタカーで、海抜3~4メートルの海岸線を宗谷岬へ。
間宮林蔵が樺太に向けて渡ったと言う海岸で。
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間宮林蔵が樺太に向けて渡った地とレンタカー |
日本最北端地宗谷岬。(前回は真冬に訪れ非常に寒かった)
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日本最北端の地モニメント |
オホーツク海沿岸を走り続けるが、お店と云うお店は殆どなく車の数も少ない。
一直線の国道の左に延々と広大な青い海、右は丘陵地が続き牧場も多く牛や馬が牧草を食んでいた。
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猿払付近の国道238号 |
途中何ヵ所か道の駅が在るようだが、宗谷岬を出て初めての【道の駅猿払公園】に立ち寄り、こけももソフトクリームで一休みするも、土地柄駐車場は広いが建物は思ったよりも小さく品数も少ない。
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道の駅猿払公園 |
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こけももソフトクリーム |
途中至る所にハマナスの花が咲いていて、真っ赤な実も付けていた。
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ハマナスの花 |
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ハマナスの実 |
道々の景勝地に立ち寄りながら、約250㎞程走り紋別市内のホテル【オホーツクパレス】到着。
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ホテル オホーツクパレス |
【三日目(7日)】
朝食を済ませ9時にホテルを出発。
又、続きの国道238号線を走る事約40分、サロマ湖が見えてきた。
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サロマ湖 |
展望台の案内板に従い右へ入り、車のすれ違いが出来ないような登りの砂利道を9㎞程進むと、展望台の駐車場に。
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サロマ湖展望台 |
車を停めて急な階段を登りきった所にその展望台があり、確かにサロマ湖とオホーツク海の堺までもが一望出来た。
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展望台から見たサロマ湖 |
山道を後ろから走ってきた若い男性に、ホコリを立てて済みませんでしたと声かけをして、何処からですかと訪ねるとホテルからと??。
ふと自分の答えに気づいたのか、東京からですと答え直してくれたので、私は福島から来た事を伝えたら、私の親は福島の郡山ですと言って立ち去った。どうぞ良い旅を・・・
今度は国道238号線から外れ、国道333号・国道39号線を通って屈斜路湖を見ながら美幌峠を下り約40分で、摩周湖第一展望台到着。
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屈斜路湖 |
歌のタイトルにあるような霧の摩周湖ではなく、ここ連日の暑さに爽やかな秋風が頬を通りすぎ、湖全体が遠くまで見渡せて、これも良し(贅沢な)とする。
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摩周湖 |
屈斜路湖を右に見ながら美幌峠を戻り、トヨタレンタカー北見営業所で乗り捨て返却し、今夜のホテル【ドーミイン北見】まで送っていただきチェックイン。
道々の畑に大きな金網のボックスにビニールをかけた物が、至る所に置いてあり、何なのかなと思っていたら、道路際にそれがあったので車を止めて見てみたら玉葱で、北見は玉葱の産地で有名な事を知る。
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収穫後畑に |
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ボックスがこんなに大きい |
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レンタカー走行 |
出発点(稚内)から返却地(北見)までの総距離数は538㎞でした。
【四日目(8日)】
北見駅6時46発オホーツク2号に乗車するため、早目の朝食を済ませ札幌経由で函館へ。
今日は目的地まで約10時間、殆ど列車の中で過ごすことになるので、持参した本【虹色のチョーク】を読み、駅弁と車窓の風景を楽しみながらのんびりと・・・・・・
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持参している小さなタブレットと本(虹色のチョーク) |
列車の中やホテルでこの小さなタブレットで綴りながらの旅で、途中容量が少ないため写真掲載が出来ず、文章だけにして帰宅してからパソコンで追加掲載する事に。
一人旅 酒の肴は 進まぬ栞と 窓景色
予定通り函館へ到着し、歩いて約20分予約の【ホテルかもめ】にチェックイン。
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ホテル かもめ |
駅から思ったより遠く、ホテル自体も歴史のある感じで、今風のホテルとはちょっと違っていた。
波際に建っていて窓から右手に函館山、遠く奥の方には青森の山並がかすかに見え、7時頃から漁り火が眩しく輝き、町中にあるホテルとは違う光景に満足。
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夕焼けと漁り火と函館山 |
【五日目(9日)】
朝窓の外を見てみると、海猫が浜辺でくつろんでいた。
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海猫 |
予約の朝食も久しぶりに白菜のお浸し等、どちらかと云えばお年寄りタイプの感じで、側にいた若い人達には如何なものかと思ったが、全員完食・・・・やっぱり和食はいい
ネ。
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典型的な和食御膳 |
朝食は殆どバイキング方式で珍しく感じた。
朝食を済ませ、駅に手荷物を預けて金森倉庫等を散策しながら、妻から頼まれたスイーツを買ったりしても未だ時間があったので、金森倉庫前から出航する一周30分(1,800円)の遊覧船に乗ってみる。
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湾内遊覧船 |
遊覧船から見る金森倉庫群。
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金森倉庫全貌 |
函館駅前広場には花の植え込みがあり、見事に咲いていた。
新函館北斗駅から、北海道新幹線で家路に。
次回は太平洋沿岸の函館⇔襟裳岬⇔釧路⇔根室⇔網走を走ってみようと思っています。
その他撮り置き写真を纏めてみました。