・ 二月のお料理会の子守歌。
私にも思い当たる所が多く、時々覗いて終戦当時の事を思い出しています。
当時の食料難時代に親たちは必死に働き食糧集めに奔走し、自分が食べなくとも子供達に与えていてはいたが、殆どの子供達は栄養不足でガリガリにやせ細っていましたね~!。
昭和26年小学校入学当時 |
全てが余りある今日、親の虐待や低年齢層の凶悪な犯罪が多く報道され、何処で何故変わってしまったのかと悩んでしまいます。
全てが満たされてしまって、人を殺める事への罪の意識はなくなってしまったようで、例え殺めても又生き返ってくる錯覚に陥っているのだとすれば、進化するゲームによるものと言っても過言ではないでしょうか。
動物たちの子育てをテレビ等の映像で見ても我が子を必死に守り、食事を与え育て上げ、親離れの頃になると厳しい子への試練を強いる姿を見て何時も感動しています。
中川志郎氏はこんな事を言われています。
1930年生まれ。52年に東京都立上野動物園に獣医師として勤務。その後、多摩動物公園園長、上野動物園園長を歴任。
動物の全ては母親の行動を真似たいという衝動が起き、そうして生きる術を学んでいくのが生態的学習です。母親への信頼が、母親が一緒にいる人への信頼へと広がっていき、信頼がなければ絆が生まれない。
まず、母親への原信頼があり、次に父親と絆を結び、祖父母や兄弟と絆を結んで行って、集団に入る時も母親という基地に帰れる安心感があるから踏み出せるんだそうです。
例えば、動物園の飼育係に育てられたサルは、どれだけ可愛がっても人間のやり方でしか育ちませんから、成長しても群れに入っていけなかったり、自分に子どもが生まれた時にどう育てていいのかわからなかったりして、トラブルを起こしますのはこんな事からのようです。
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